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プレス加工コストダウンニュース

Φ330㎜深さ200㎜の深絞りを1工程で実現!

「ステンレス製電気温水器用タンク(φ330mm)」を
「1工程」で「200mm」まで深絞り可能!!
当社なら、難加工素材でも「対向液圧プレス」と高い加工技術力で量産できます。

今回ご紹介する「電気温水器用タンク」ですが、液体の漏れを防ぎ錆の心配がいらないステンレスが最適で、しかも毎月量産する必要もありプレス加工を検討したところ、「対向液圧プレス」による当社の「深絞り加工」をご採用頂きました。

既存のサプライヤーが「ここまで深絞りできない」「複数工程による加工硬化で割れてしまう」と難色を示す中、「対向液圧プレス」による成形を行うことで量産化(数千個/月)を実現しました。

  • SUSの場合、通常は精々100mm程度の深絞りの所、当社では200mmまで、しかも1工程で実現できます。
  • 工程を減らすことで、硬化の心配がなく割れも防げます。
  • 特に難加工材の量産化でお役に立てます。

難加工を実現する「対向液圧プレス」による絞り加工技術のご紹介

絞り加工とは……

皆様ご存じだと思いますが、絞り加工とは、金属の薄板から筒状の製品を作る際に使用する技術で、継ぎ目のない部品を製作できる点が特徴として挙げられ、液体などの漏れを防ぐ必要のある製品を製作する際に、重宝される加工方法です。
当社の「絞り加工」は、その中でも特に【「深い」絞り加工】や【「加工が難しい材料」への絞り加工】を得意としています。

なぜ「加藤製作所」は難加工材の深絞りが可能なのか……

当社では、国内でも50台ほどしか使用されていない「対向液圧プレス(アミノ製)」を常時3台稼働させ、難加工材の量産化が可能となっており、世界でも数少ない企業と自負しております。

これまでのプレス成形では、上下型が材料を挟んでから閉じるまでの間に、金型と材料の接触部から突っ張って局所変形が起き、材料の板方向に力が作用することで成形後のバックが発生していました。
一方、対向液圧成形法では、パンチと材料の非接触部にも水

圧が板厚方向に作用することで局所的な伸びを抑制し、成形後のバックが小さくなります。これにより、局所的に変形していた部分の板厚減少量が小さくなり、より深く絞ることができるようになります。

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複雑な形状の深絞り加工

加工の難しい材質の深絞り

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