技術コラム
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住宅設備の部品に使用される絞り加工とは?

1. 住宅設備部品とはどのようなものがあるか?
住宅設備ではキッチン、バスルーム、トイレ、換気扇、照明器具などがあり、様々な部品が組み合わさり、作り上げられています。そして部品製作においては、用途に合わせた形状、材料選定を行っていく必要があります。例えば、キッチンのシンクであれば、よく材質としてステンレスが使用されます。錆びにくく、汚れが付着しても軽くふくだけで綺麗に掃除が出来るなどの特徴がステンレスにはあるため、よく使用されます。
このように、住宅設備の部品製作を一つとっても用途に合わせた材料選定・形を成型する必要があります。そこで今回、住宅設備の部品製作においてよく用いられる「絞り加工」について説明をしていきます。
2. 当社の住宅設備部品の製品事例について
小型電気温水器で採用された深絞り製品
【特徴】
住宅用のみならず公共向けにも小型電気温水器は様々な場所に使用される様になりました。洗面化粧用、トイレ手洗い用など用途も多く、コンパクトな温水器の中にどれだけたくさんのお湯を沸かし、保温するかについては「小型電気温水器用タンク」が重要な役割を果たしています。当社ではそのタンクを対向液圧プレスによって、深絞り加工で製造しています。
大きさは直径134mm~328mm、高さも52mm~197mmと種類も豊富、材質は防錆、美観に優れたステンレス材を使用しています。当社のコア技術である深絞り加工が小型温水器タンクの分野でもご活用頂いています。

小型電気温水器タンク 外

小型電気温水器タンク 内
空気清浄機に使用される深絞り加工
3. 当社の製品事例の紹介
キャディ(空気清浄機部品)

材質:SPCC
板厚:0.8mm
【特徴】
コロナ禍で需要が高い空気清浄機の部品として使用され、浅い三角錐の形状で安定した高さの量産が難しい加工を実現しました。
外壁用建設資材

材質:A-5754
板厚:0.8mm
【特徴】
建設資材(外壁)として開発された非常にデザイン性の高い形状で浅い絞り形状でもシャープな三角のエッジをしっかり際立たせて加工されています。
まとめ
このように住宅設備部品製作においては「絞り加工」が使用されることが多くあります。絞り加工.comを運用している加藤製作所は、長年の経験と技術力を活かし、お客様のあらゆるニーズに応える絞り加工を提供します。「プレス加工では無理」と思われていた複雑な形状や難易度の高い加工も、当社の技術力と経験によって実現可能です。絞り加工のことなら、ぜひ加藤製作所にご相談ください。
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