絞り加工のことなら、加藤製作所の「絞り加工.COM」。国内大手メーカーから選ばれ続ける、対向液圧プレス成形による唯一無二の深絞り。

技術コラム

column

TOP 技術コラム 材質別 ステンレスの複合加工とは?

カテゴリ一覧

ステンレスの複合加工とは?

複合加工とは

複合加工とは後工程におけるタップや溶接、組付け加工など付帯する二次作業をプレス加工に取り込み同時に加工を行う方法のことです。

複合加工のメリット

(1)後加工で行われる工程が無くなるため「付加価値」が高まる
(2)後工程のために保管しておく「中間在庫の場所・費用」がカット出来る。
(3)プレス加工として一貫生産するので微細加工も含め「不良低減」につながる

複合加工のデメリット

金型の中または工程内に何種類ものセンサーや機械を取り付け、同期化させるため「段取」に時間がかかる。またはプレスが「専用機化」になりやすい条件として「数量確保」が伴います。

ステンレスの複合加工例(同期化)

加藤製作所ではステンレス材(難削材)の建築部材(金具)を順送金型(18ステーション)にてプレス加工を行なっているが、この金具は、はぜ曲ゲ加工を行なった後、開き止めのために、スポット溶接を1点行わなければなりません。従来はプレス加工した後、改めて後加工で1点ずつハンドワークでスポット溶接を行なっていたが、プレス機械と専用マルチ溶接機(オリジナル製)を連動させ、プレスと同期化しスポット溶接を行なう様に自動化ラインを製作しました。それによって飛躍的な生産性向上を実現しました。

当社の異形深絞り加工事例のご紹介

自動機・省力化機器用モーターカバー

自動車用レギュレータタンクのアルミ深絞りの試作品。
板厚減少率を10%以内に抑える、対向液圧プレスで加工。
3ピースのタンクを深絞りにより2ピース化に部品点数と工数削減を狙いました。

>>詳細はこちら

航空機部品用の張り出し絞り加工

航空機部品用の張り出し絞り加工

一般的な丸形の絞り品。フランジに丸いカール加工があります。

>>詳細はこちら

円筒深絞り加工+くぼみ加工

円筒深絞り加工+くぼみ加工

円柱形の絞り成形の側面の一部が平らになっている異形品。耐熱・耐候性の高い鋼板など特殊材料の絞りも得意です。

>>詳細はこちら!

丸絞り加工の応用品

丸絞り加工の応用品

7mmまでの板厚の絞り加工が可能。当社では、対向液圧成形、油圧成形、メカ成形の3種類があり、製品特性に応じた加工方法で対応できます。

>>詳細はこちら

深絞り+機械加工の融合が生む付加価値

加藤製作所の異形状深絞り加工は、深絞り技術と機械加工を組み合わせた「工程の融合」による付加価値創出を得意としています。これにより、従来の切削加工を前提とした製造プロセスを大幅に効率化し、軽量化やコスト削減にも成功しています。

深絞り技術と機械加工の融合は、高精度と高効率を両立し、さらに製品に新たな価値を付加します。お客様の「こんな形状も可能なのか!?」という期待を超える加工技術で、絞りプレス加工の新たな可能性を切り拓いてまいります。ぜひお気軽にご相談ください。

>>お問い合わせはこちら

あなたのお困りごとを解決する、
その後押しをいたします

高精度な絞り加工をするためには、
プレス金型の設計・製作体制、加工条件を設定
する技術力、
絞り加工の設備体制、
そして絞り加工に対する深い知見です。
絞り加工.COMを運営する株式会社加藤製作所には、
そのすべてが揃っています。

国内大手メーカーから選ばれ続ける
絞り加工技術が、ここにはあります。
絞り加工でお悩みの際は、
まずは一度ご相談ください。
当社営業担当者が、
あなたのお悩みを解決いたします。

絞り加工のことなら、
加藤製作所の「絞り加工.COM」。
国内大手メーカーから選ばれ続ける、
対向液圧プレス成形による
唯一無二の深絞り。