技術コラム
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食品機械で使用される計量ホッパーの特徴と事例を紹介

1. 食品機械で使用される計量ホッパーとは?
1-1 食品計量機に使用される部品の特徴
菓子、冷凍食品、レトルト食品、粘着性食品など食品製造現場の抱える課題は様々ありますが、食の安全と安心を守りつつ生産性の向上の省人化を実現するには、計量から包装、検査、箱詰めまでの一貫したトータルソリューションが必須となります。
そこで重要なのは高精度な検査機器です。中でも「大きさや形状がばらばらの商品を一定量正しく測定し、パッケージする」ことが効率的な生産ライン構築には必須です。
1-2 食品計量機で求められる特性
重さも形状もバラバラの商品をスピーディに定量に袋詰めすることが、食品計量機に求められる最大の特性です。その課題を見事に解決したのが「組み合わせ計量機(コンピュータースケール)」と呼ばれる計量方式で、計量器のトップメーカーが世界で初めて開発しました。
1-3 組み合わせ計量機で採用された当社の深絞り製品
計量機に求められる品質精度は高く、中でも商品を入れて測定するホッパー(容器)は、大容量で「均一な一体成形品」が求められます。また美観的にも美しく、耐久性も優れたものでなければなりません。
当社の対向液圧プレスで成形されたホッパーは板厚は0.8mmと薄いのに大きさは0.34㎥の大きさで一度に多くの食品を計量出来る優れものです。外観はステンレス材で表面処理を施さなくても、そのままの計量機に取り付けられています。
「深絞りのかとう」だからこそ実現したホッパーの「ステンレス一体成形加工」は食品業界でも多くの課題をクリアし、お客様のご満足を頂いております。


2. 当社の製品事例の紹介
カバーWDU(食品機械の計量ホッパー)

材質:SUS304
板厚:0.75mm
【特徴】
食品機器で使用される計量ホッパーとして開発されました。限界まで深絞り加工したステンレスの製品ですが、これに熱処理を加えることにより更に複雑な形状を可能にします。
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