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絞り加工とは 〜絞り加工の基礎知識〜
絞り加工事例 5.
ステンレスの複合加工
複合加工とは
複合加工とは後工程におけるタップや溶接、組付け加工など付帯する二次作業をプレス加工に取り込み同時に加工を行う方法のことです。
複合加工のメリット
(1)後加工で行われる工程が無くなるため「付加価値」が高まる
(2)後工程のために保管しておく「中間在庫の場所・費用」がカット出来る。
(3)プレス加工として一貫生産するので微細加工も含め「不良低減」につながる
複合加工のデメリット
金型の中または工程内に何種類ものセンサーや機械を取り付け、同期化させるため「段取」に時間がかかる。またはプレスが「専用機化」になりやすい条件として「数量確保」が伴います。
ステンレスの複合加工例(同期化)
加藤製作所ではステンレス材(難削材)の建築部材(金具)を順送金型(18ステーション)にてプレス加工を行なっているが、この金具は、はぜ曲ゲ加工を行なった後、開き止めのために、スポット溶接を1点行わなければなりません。従来はプレス加工した後、改めて後加工で1点ずつハンドワークでスポット溶接を行なっていたが、プレス機械と専用マルチ溶接機(オリジナル製)を連動させ、プレスと同期化しスポット溶接を行なう様に自動化ラインを製作しました。それによって飛躍的な生産性向上を実現しました。
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当社の異形深絞り加工事例のご紹介
ステンレスの深絞り加工
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特徴硬質で、しかもシワが出やすいステンレスの深絞り加工も得意。板厚2.8mmの厚物も、絞りと機械加工をミックスさせることでコストダウンを図りました。機械加工も社内で内製化を行っています。 |
張り出し絞り加工
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円筒深絞り加工+くぼみ加工
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丸絞り加工の応用品
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複雑な形状の深絞り加工
加工の難しい材質の深絞り
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